タンク形状としては非常にうまくいってるバナナタンクですが、じゃあ何が問題なのかというと・・・

このコック位置。
ビンテージのタンクを踏襲しているせいもありますが、この位置だとハーレーには難しかったりもします。
ビンテージを見ていきましょいう。


バナナタンク自体にはコック位置が異なるバリエーションがあり、下向きコックだとハーレーの場合ヘッドに干渉してしまうんで何らかの加工が必要になります。
溶接機などの加工機材を持っている人なら何とかしてしまうところですが、素人にはなかなか難しいところ。
検証でコックを用意。

一般的に多く使われている一番左のコックはヘッドに干渉しすぎてまったく取り付けができません。
で、当方でも販売しているブラスのコック2種。非常に小さなものです。


この二つは何とか付きます。。がヘッドに接触してしまってますのでパーコレーションを起こしかねないですね。。
やはりそもそもは英国車のカスタムパーツ。ハーレーには難しい。
ビンテージ同様、このまま「トライアンフ用です!他車種への取り付けは頑張ってください!!」と売ってしまうのもありなのですが、やはり汎用性も持たせたいところ。
で、実はこのタンク、この位置にもコックバングがあり、ここは3/8の一般的なコックが使用できるようになっているのですが。。

この位置も干渉するんですね。
さてさて、ビンテージのバナナタンク。


実はこういう後方斜めだしバリエーションもあるのです。
これだとハーレーにも干渉しないでつきそうですが、今回使用するタンクのベースが汎用品としてすでに上記写真のようなコックバングが溶接されておりますので、切り取り穴埋め再溶接を繰り返しているとビンテージ以上の金額になってしまうことは必須です。。
さてさてこの辺をどうするか・・・

つづく。
スポンサーサイト
コメント